シニア起業の成功例

シニア起業の成功例として、以下の事例があります。これらは規模の大きな成功例となっていますが、共通する条件として、自身の経験、ネットワーク、趣味を活かしている点です。また、デジタル技術やオンラインツールを取り入れることで、さらなる広がりを見せている事例も増えています。

ライフネット生命保険株式会社
東京都千代田区
出口治明氏が58歳で日本生命保険を退職後、60歳で設立したオンライン生命保険会社。割安な保険料とネットでの契約申し込みが特徴。 

愛犬のお散歩屋さん(株式会社JTL)
東京都新宿区古田弘二氏が化粧品会社を定年退職後に始めた犬の散歩代行サービス。全国に約70のフランチャイズ加盟店を展開し、年商3億円を達成。 

FUN RIDE JAPAN
東京都
元客室乗務員の松林由紀子氏が立ち上げた、外国人観光客向けのバイクツーリングサービス。英会話と接遇スキルを活かし、ニッチな需要を捉えて成功。 

カフェ らいさー
横浜市
村上孝博氏が銀行を定年退職後、米粉パンとシフォンケーキの製造・販売事業で起業。地域コミュニティへの貢献を目指し、横浜でカフェを開業。
 
これらの企業は、シニア世代が自身の経験やスキルを活かして起業し、成功を収めた例として知られています。逆に、今までと異なる分野や業界でまったく新しいビジネスをすることは大きなリスクを伴うことがあるので注意する必要があります。起業においては、少なくとも5年、10年前から準備をすることが必要だと思われます。

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