法人にするか、個人にするか?

起業にあたり法人にするか個人にするか迷う方も多いと思います。迷った場合は個人のまま小さくスタートして、「これはうまく行きそうだな」と感じたら法人にすることも可能です。事業の規模にもよりますが、会社にすることで信用が得られる一方、経理事務や手続きも一気に増える場合があります。まずはスモールスタートで半年〜1年を個人事業としてスタートすることを検討してみてください。

個人事業の設立手続きは比較的簡単です。主なステップは以下の通りです:

  1. 開業届の提出: 税務署に「個人事業の開業・廃業等届出書」を提出します。
  2. 青色申告承認申請書の提出: 青色申告を希望する場合は、税務署に「青色申告承認申請書」を提出します。
  3. 必要に応じて、各種許認可の取得: 業種によっては、特定の許認可が必要です。
  4. 事業用口座の開設: 個人用と区別するために、事業用の銀行口座を開設します。
    これで、基本的な手続きは完了です。必要に応じて専門家に相談することもお勧めします。

法人を設立するための手続きは、一般的に次のようなステップがあります。

  1. 定款の作成: 会社の基本的なルールを定めます。
  2. 定款の認証: 公証人役場で定款を認証してもらいます。
  3. 資本金の払込: 銀行口座に資本金を払い込みます。
  4. 登記申請: 法務局で設立登記を行います。
    詳細な手順は、専門家に相談することをお勧めします。
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