シニアプロとは一体何のサービスなのか 何を目指しているのかというご質問がありましたので回答させていただきます。
このプロジェクトは5〜6年前から薄々と感じてきたことを形にしたものです。50代ともなるとリタイアということを頭に描く方は多いと思います。あるいは ファイヤー という言葉も 流行りましたが不労所得でゆったりと暮らしたり年金で余生を過ごすという暮らしです。一方でまだまだ生活をするために稼いだり、子供の暮らしを支えたり、あるいは老後に備え蓄えることが必要と考えている方も多いと思います。
一般的に会社勤めの人は定年退職という言葉が1つの人生の区切りになります。この大きな区切りで今までの人生を振り返ったり、これからの生き方を考える最も大きな起点になります。長年 会社に尽くして全てを捧げてきたことに一つの責務や達成感はあると思います。人生は家族や子供たちのために尽くすことが全てという志を貫いてきた姿勢は素晴らしいことだと思います。しかし一方ではどこかで自分を犠牲にしてきたとか、おざなりにしてきたことが心に残っている人も多いかと思います。このどこかでモヤモヤとした 葛藤が何かの形にできないかという思いはあると思います。
仕事に対しての捉え方を考える時にライフワークとライスワークという言葉があります。前者は生きがいを感じながらやる仕事、後者はご飯を食べるために稼ぐ仕事です。おそらくライスワーク と考える方が多いと思いますが、もしこれが起業と考えた場合に そのような概念がなくなるという現実があります。これは仕事という捉え方が誰かに言われて対価を稼ぐということではなくて、自分から 働きかけて仕事を成立させるということなので、人のせいにすることはできず、生きる全てにまとまって、迷いがなくなることです。
仕事とはそもそも辛いことや 楽しいことがごちゃ混ぜになっている状態です。それは1週間のうちで 金曜日に一杯飲む 美味しいビールにも似ているような感覚です。小さな幸せを味わうために辛いことをやっているということは決して不思議なことではありません。これが現実的な幸せと言っても良いかもしれません。そのようなことが起業すると24時間 自分に与えられるということです。
話はそれましたが、一度きりの人生において全ての責任が自分にかかるという体験をするというのも良い経験につながるのではないかと考えています。それに今まで培った経験は人生がまるで映画のように大きな意味合いを含んでると考えています 。一人一人が膨大な経験をし膨大な困難を克服し 膨大な人と関わり、膨大なノウハウを蓄積してきました。これを 余生を過ごして無駄にするというのは とても もったいないことだと考えました。
ご存知の通り 日本は ここ3〜40年くらい海外諸国に追い抜かれ、まるで冬眠していたように生きる力を失いました。これは日本の技術力や能力が劣っていたわけではなくて長くの間フタをされてきたのです。それは 会社の中での縛りや、もしかして 国の様々な規制があったのかもしれません。これを政治のせいにするのは簡単かもしれません 。個人レベルではあぐらをかえてきたのかもしれません。しかし自分の人生は国や政治や会社のせいにしても意味がないことです。自分の人生の価値は自分でしか決められないものだからです。
仕事は稼ぐという意味合いだけではなく人生そのものだと捉えたいと思います。それは様々な人との助け合いかもしれないし 学びかもしれませんし 挑戦や生きがい、そして楽しみや健康につながるかもしれません。それが仕事=生きがいになるということです。
このシニア プロもぐにゃぐにゃとしたモデルからスタートして試行錯誤の連続です。ただ シニアというこれからのステージを余生ではなく日本の主役にしたいと考えています。そして数十年のトラウマを奪還するくらいの気持ちで、新しい人生のスタートとして支援する取り組みと考えています。
シニアプロとは 1人 起業でも良いし数人で起業するのでも良いですし 、これから大企業を作って上場するんだ、という意気込みもありだと思います。失敗してもダメもとです。小さく キラキラ光るシーズを大切にして共有し広げたいと思います。
現在は皆さんの今までのスキルを登録することに注力しています 。そしてその中でいろんなスキルを交換し合い 持ち合い 、あるいは交流することで新しい仕事の芽を作っていくことが目標です。
そのような意味で気軽に登録して小さな一歩を踏み出していただければと思います。登録は無料です。